共済が死亡保障として使えるか調べてみた

コープ共済やJA共済、全労済、都道府県民共済などの共済は割安で人気があります。
医療保障や死亡保障をセットで得られるので、「これ一本でOK」という気持ちで利用する人が多いのかもしれません。

しかし、死亡保障として共済を見てみるとどうでしょうか?
若い夫婦が利用するケースで調べてみました。

共済の死亡保障は300万円から1000万円程度

兵庫県民共済のパンフレットから抜粋
ちょうど手元に兵庫県民共済のパンフレットがあったので、チェックしてみました。
JA共済以外は共済の商品内容にはそれほど違いがないと思いますので、こちらで調べてみます。

月掛け金2000円の総合保障2型の場合、
死亡保障は

  • 交通事故で1000万円
  • 不慮の事故(交通事故を除く)で700万円
  • 病気で360万円

となっています。

夫の死亡保障としては、かなり少ないですね。
小さい子どものいる家庭なら、夫には最低でも3000万円くらいは保障がほしいところです。

また、死亡原因別に金額が変わるのも要注意です。
遺された家族から見れば、何が原因で亡くなっても、その後の生活に必要なお金はあまり変わらないはずです。
いっそのこと交通事故なら良かったのにと悔やんでも仕方ありません。

結論、夫の死亡保障としてはやはり共済では物足りません。

妻の死亡保障としては使えるかもしれない

一方で妻の死亡保障としてはちょうどいい金額と言えます。
病気での死亡で360万円なら、葬儀代などにも使えるでしょう。

しかし、今度は医療保障の面で問題が出てきます。

共済は現役世代のうちはいいのですが、60歳・65歳を過ぎると保障内容がガクンと落ちます
医療保障を生涯にわたって確保したいなら、共済ではなく終身の医療保険で備えるべきなのです。

終身の医療保険と共済の両方に加入するのは、医療保障が過剰になってしまって、保険料(共済の場合は掛け金)がムダになります。

そうなると、妻の医療保障は終身の医療保険、妻の死亡保障が欲しいなら定期の掛け捨ての死亡保険に入ればいいという話になり、共済の出番はなくなります。

あまりないケースかもしれませんが、「老後の医療費は貯蓄で備えるので、現役世代の間は共済のみでいい!」と割り切れる人にとっては共済がベストの選択肢となるかもしれません。

それ以外の人には共済で死亡保障を確保するのは夫婦ともにオススメとは言えません。

保険選びでは保険ショップを有効活用しましょう。